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Windows11 Apache+PHPにMariaDB(MySQL)を連携する

Webサーバー

このページでは「Apache」と「Nginx」を同じPCに導入した場合のパスを指定しています
パスに関しては一例です。各自の環境に合わせて適宜変更してください

ApacheNginx
サーバーc:/srv/Apache24c:/srv/nginx
Webファイルc:/srv/html
PHPc:/srv/Apache24/php8.4(8.3)c:/srv/nginx/php8.4(8.3)
MariaDBc:/srv/MariaDB
SSLc:/srv/SSL

MariaDB(MySQL)をダウンロード

https://mariadb.org/download にて

お使いのPCの環境にあった最新版が自動で検出されます

「Download」をクリック。MSIファイルがダウンロードされます

「Display older releases」にチェックを入れると旧バージョンが選択肢「MariaDB Server Version」に追加されます
更に古いバージョンをダウンロードしたい場合はチェックを入れてお好みのバージョンをダウンロードできます

MariaDBをインストール

ダウンロードした「mariadb-12.0.2-win64.msi」をクリック(12.0.2の部分はダウンロードしたバージョンによって変わります)

I accept the~~にチェックを入れて「Next」をクリック

Location:ダウンロードする場所へ変更できます

Browseにてダウンロードしたい場所へ指定

c:/srv/MariaDB

など、任意の場所へ変更(デフォルトでも可)

New root password : rootユーザとしてMariaDBへアクセスする為のパス
confirm:       確認用パスワード(上と同じ)

 Enable access from remote machines for ‘root’ user
(’root’ユーザのリモートマシンからのアクセスを有効にする)

Enable the Feedback plugin and submit anonymous usage infomation
(フィードバックプラグインを有効にして匿名の使用情報を送信します)
https://mariadb.org/feedback-plugin/ 集計結果

Data directory データの保存場所。データの保存場所。任意の位置に変更可能。後からでも変更できます
dataフォルダにある「my.ini」の「datadir=」の部分

datadir=C:/srv/MariaDB/data

今後、MariaDBのアップデートも考えているなら保存場所を本体以外に指定したほうがいいです
アップデートなどで同じフォルダに指定した場合、同フォルダは空にしないといけない為

c:/DB/data
c:/srv/DB/data

MariaDB/data のフォルダは移動しないでください
「data」フォルダ内にある「my.ini」が設定ファイルになります

それぞれ進めていきます。途中警告が出ることもありますが、「はい」で進めていきます

自動でWindowsサービスに登録されます。起動、停止はWindowsサービスからできます。

Apache+PHPにMariaDBを連携する

PHPフォルダにある「php.ini」を開きます
928行目付近「;extension=mysqli」のコメントアウトを削除

;extension=mysqli
↓
extension=mysqli

※必ず「mysqli」 iがあることを確認

保存したらApacheを起動(再起動)

動作確認

phpinfo(); が記述されているページへアクセス http://localhost/info.php など
真ん中あたりまでスクロール

「mysqli」の部分が表示されれば成功です

MariaDBの起動、停止

上記の方法でインストールした場合、PC起動時に自動でMariaDBも起動します
その為、設定を変更した時などに「停止」「起動」する方法を紹介します

Windowsサービスから操作

スターボタンを右クリックし、「コンピューターの管理」をクリック

「サービスとアプリケーション」をダブルクリック → 「サービス」をダブルクリック → 「MariaDB」をダブルクリック

スタートアップの種類

  • 自動(遅延開始):OSを起動してから少し遅れて起動
  • 自動:  OS起動と同時に起動
  • 手動:  OS起動後、自分で起動
  • 無効:  「自動」でも「手動」でも起動しなくなります

コマンドプロンプトから起動

コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」
 タスクバーにある虫眼鏡アイコンをクリック
 検索窓に「cmd」を入力。表示されたコマンドプロンプトを右クリック

net start mariaDB //MariaDB開始
net stop mariaDB  //MariaDB停止

上記のコマンドはWindowsサービスに登録されている時のみ有効です

MariaDBをアップデート

なんらかの理由でMariaDBをアップデートしたい時があります
そんな時にアップデートする方法ですが、手っ取り早いのはアプリケーションを一旦削除して最新版をインストールし直す方法です

データをバックアップ

MariaDBフォルダにある「data」フォルダを適当な場所にコピー

MariaDBをインストール時にこの「data」フォルダを別の場所に指定している場合はここは不要です

アプリケーションを削除

Windowsのコントロールパネルから「プログラムのアンインストール」をクリック
「MariaDB~(x64)」をクリック

セットアップウィザードが立ち上がります
今回はアプリケーションを削除したいので一番下の「Remove」を選択し「Next」をクリック

Remove data : dataフォルダも削除します(データベースが全て消えます)
        ※同じフォルダに再インストールする時におすすめ

Keep data :   dataフォルダを残してその他のファイルを削除します(データは残ります)
        ※データを残しつつ別のフォルダにインストール場合におすすめ

Close the applocations and attempt to restart them. :アプリケーションを閉じて再起動する(即時反映)
Do not close applications. A reboot will be required. :アプリケーションを終了しません。PC再起動で反映

バックアップしたデータを復元(適用)

dataフォルダを別の場所に指定した場合は以下は不要です

最新版をインストールした後、一旦MariaDBを停止します。これをしないとデータの復元に失敗します

上記でバックアップした「data」フォルダをインストールし直したMariaDBフォルダにコピーまたは移動する「上書き

MariaDBを起動

MariaDBを使ったページへアクセスしデータが反映されていることを確認

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